ネットワークエンジニアとして働くことには、かなり多くの魅力が隠されています。まずは自分の実力が正当に評価されるという点が魅力の一つに挙げられます。こうした特徴があるために、頑張れば狙ったキャリアパスの通りに昇進をしていくことができるのです。努力が結果に結びつきやすい仕事だという点が、若い人たちには歓迎されていると言えます。

ただし、その分苦労をすることも多くなります。具体的に言えば、ネットワークエンジニアの仕事は、なにかトラブルがあったときにはかなり膨大な時間をその処理と原因追求に費やさなくてはならないので体力面でも大変です。ただ、こうしたトラブルをいくつも乗り越えていくことで、ノウハウは蓄積されて知識も増えていくのですから、手を抜くわけにはいきません。トラブルが起こったときには、根気強く問題解決に当たらなくてはならず、気を抜く時間がほとんどないので苦労します。偉くなっていく人は、そうした苦労を苦労とも思わずにいくつも乗り越えてきたのだと思って間違いはないでしょう。

経験も実績もない人が、いいポジションを獲得することは基本的にはない世界です。結構いろいろな資格があって、それらに挑戦ができる点も魅力的でしょう。資格試験はモチベーションアップのためにも効果的ですし、取得すればみなに自慢ができるので、またスペシャリストへ一歩近づくことができます。資格があれば転職が比較的容易なのも、見逃せないメリットです。