ネットワークエンジニアが活躍する場面

ネットワークエンジニアが大活躍するのは、企業がオフィス移転をしたときです。オフィス移転をすると、一からネットワークシステムも刷新することになりますから、より効率的なネットワークの提案ができるのです。すでにあるネットワークの改善ではないので、非常に大規模な設計を任されることが多くなる傾向にあります。

やりがいは非常に大きいですから、キャリアパスを駆け上がろうと思っているなら、こうした大きな仕事はたくさん経験するのがいいでしょう。ゼロからのネットワーク設計になりますから、やりたいことはすべてできます。その時選べる最高効率のネットワークを組み上げることができますから、その会社の作業効率を大幅アップさせて感謝もされるので最高です。自由度がとても高くて、従来からあるネットワークのことを気にして合わせる必要もないので、とにかくストレスも溜まらないのが嬉しいポイントでしょう。ネットワークエンジニアがまさに最大限に力を発揮できる状況が、オフィス移転直後のまだなにもネットワーク機器が揃っていない状態なのです。

ネットワークの根本からどうすれば効率が出せるかを悩みぬいて設計するので、大変勉強になります。将来的に管理職になりたいなら、こうした現場はいくつも経験して、ノウハウを自分の中で溜め込んでいくのが理想です。ただ、めったにない機会なので、チャンスがあれば勇気を出して飛び込んでみる必要があるでしょう。